食洗器の選び方と食洗器では洗えないもの

毎日おこなわなければいけない家事の中でも重労働となるのが食事をした後の洗い物です。洗い物をしているときは他の人は食事が終わり、別室などでゆっくりしていることがほとんどなので、なおさら重労働に感じる事でしょう。

そんな人は食洗器の導入を検討してみてはどうでしょうか。ここでは食洗器の選び方や注意点について解説していきます。


卓上型とビルトイン式の2種類

食洗器を選ぶ前に、大きく分けて食洗器には2種類あることを知っておいた方が良いでしょう。食洗器は大きく分けると卓上型とビルトイン式の2種類があります。自宅のリフォームと同時に食洗器を導入していることを検討しているならば、ビルトイン式の食洗器を選ぶのがおすすめです。

ビルトイン式はキッチンに食洗器を内蔵するためキッチン周りがスッキリします。キッチンで調理などをする際はスペースが広ければ広いほど調理しやすくなりますから、快適に毎日の調理をするためにはキッチン周りにできるだけ余計なものがない方が良いです。

逆に言えば家を新築するときかキッチン周りをリフォームするときしかビルドイン式の食洗器を導入するチャンスはないともいえます。しかし最近では後付けでも設置可能なビルトイン式食洗器も登場してきています。そしてビルトイン食洗器は卓上型のものと比べるとたくさんの食器を洗うことができます。

卓上型の場合は6人家族位のものが限界ですが、ビルドイン式ならばそれ以上の人数になっても1度で全て洗うことが可能です。デメリットはやはり導入の機会が限られていることと、導入コストです。本体価格や工事費も含めると卓上型の倍以上費用がかかる場合がほとんどです。

一方、卓上型食洗器のメリットは導入時期をあまり気にしなくて良いというものです。現在は卓上型食洗器の小型化が進んでいて水切り籠を置けるスペースがあればそこに卓上型の食洗器を設置できることが多いです。

そして工事費を含めた導入費用もビルトイン式と比べると安く済みます。デメリットは洗う量がどうしても少なくなるという点と、キッチンに設置することになるので調理スペースが狭くなる場合がある点です。気になる洗浄力に関してはビルトイン式も卓上型もそれほど変わりありません。

油汚れやこびりついた汚れなどは軽く手洗いしておくとより洗浄力を発揮できるでしょう。

食洗器を導入するメリット

食洗器を導入することによって得られる最大のメリットは食器を洗う時間がそのまま自由な時間に変わるという点です。導入文でも書きましたが食器を洗っている時というのは他の家族はゆっくり団らんしていることが多く、より疲労感が増していくものです。

しかし食洗器を使用すれば食器を設置する手間と洗剤を投入する手間がかかるだけであとは自動で食器を洗浄してくれます。毎日食器を洗う手間がなくなるというのは家事の負担を大幅に減らしてくれるでしょう。特に共働きの夫婦にとってはよりメリットを感じる事ができます。

また光熱費の節約にも食洗器はとても有効です。もちろん食洗器を動かすためには電気を使用するので電気代は必要ですが、代わりに水道代が手洗いの時と比べてだいたい7分の1になり、食洗器で使用している電気代以上に水道代を大幅に節約できます。

そして女性は食器を洗う際に使用する洗剤によって手が荒れる事で悩んでいる人も多いですが、食洗器を使用すれば手荒れしなくなります。

食洗器の選び方

食洗器を選ぶ前に、まずは設置する部分のサイズをよく確認しましょう。サイズを確認しないままで購入するといざ設置をするというときにスペースが足りず、再び選びなおしになり、二度手間となります。サイズを確認したらビルトイン式を設置するか卓上型を設置するかを考えましょう。

特に卓上型の食洗器を設置する際には給水ホースの位置関係もあらかじめ考慮しておくことが重要です。給水ホースの位置によっては調理をする際にとても邪魔になることもあります。また食洗器は電気をしようするので設置する場所近辺にコンセントがあるかどうかも忘れずに確認しておきましょう。

ビルトイン式の場合は食洗器の形状によって扉の開き方が異なるので、食器を取り出すときに負担が少ないものを選びましょう。

卓上型も同様に扉の開き方はよく確認しておき、扉を全開にしてもどこかに当たったりしないかを事前に採寸して確認しましょう。サイズの確認が終わったら実際に商品を見に行くことになります。販売店に行く前に必ず確認しておきたいのがキッチンにある水栓の型番です。

食洗器を設置する際には給水工事が必要となり、分岐水栓と呼ばれる部品を取り付けければいけません。この分岐水栓を取り付けるために水栓の型番が必要となるのです。実際に商品を確認し、気に入ったら最終確認として工事費や部品代込みでの合計価格を聞いておきましょう。

食洗器の取付工事って必要? 工事の流れをご紹介します


プラスチック製のものや一部のガラス製の食器は洗えない

食洗器はすべての食器に対応しているわけではなく、食器の中には食洗器では洗浄できないような素材でできているものもあります。例えばお皿を落として割ってしまいやすい小さなお子さん用にプラスチックの食器を購入している家庭は多いですが、プラスチック製の食器は食洗器では洗浄できません。

食洗器は汚れを落としやすくするため高温の水を噴射します。しかしプラスチックはその温度に耐え切れないため、食洗器に投入すると変形する恐れがあります。またガラス製の食器の中にも食洗器を利用できないものがあります。

例えば高級ワイングラスやクリスタルグラス、表面に何らかの装飾が施されたガラスなどは食洗器の高温によって変形したり表面が曇ってしまうことがあるため、手洗いで汚れを落とした方が良いでしょう。

食洗器の設置工事について知っておきたいこと


高級な食器は手洗いした方が無難

また一般の家庭にはあまりないかもしれませんが、金箔を使用している食器も食洗器での洗浄には向いていません。食洗器は高温で汚れを浮き上がらせて落とすため、食洗器に金箔入りの食器を投入すると汚れと一緒に表面の金箔まで剥がれてしまう可能性があります。

それだけではなく金箔が変色する可能性もあり、変色すれば食器の価値を大きく下がってしまうでしょう。金箔だけではなく銀細工の食器や金メッキの食器でも同様のことが起こるので、高価な食器や装飾が表面に施された食器は基本的に手洗いした方が無難です。